遺言書の効力について
■遺言できる事項
法律において遺言できる事項は限定されており、なんでも遺言できるわけではありません。主たる事項としては相続分の指定、遺産分割方法の指定、遺贈の意思表示、子を認知する意思表示、廃嫡の意思表示、遺言執行者の指定などが挙げられます。法律上定められた事項以外の遺言は効果が生じません。
■遺言の効果発生時期
遺言は遺言者の死亡時に効果が発生します(985条1項)。ただし、遺言で効果発生に条件を付した場合は条件を満たした時から効果が発生します。この場合でも、遺言において「遡って効果が発生する」と指定すれば、遺言者の死亡時に効果が発生していたことにできます。
■遺言の実現
遺言の効果が発生すると、相続人は原則として遺言の内容に反する遺産分割を行えなくなります。また遺言執行者が指定されていた場合、その指定に従って遺言執行者となった者は、遺言内容を実現するため権限を行使する義務を負います。
エクシード法律事務所では、東京都を中心として神奈川県、千葉県、埼玉県の広い範囲で相続や遺言の問題でお困りの方のご相談をお受けしております。遺言書の作成や生前贈与、遺留分の請求などの問題に適切な解決策を提示し相続トラブルの予防・解決を行います。
当事務所が提供する基礎知識
-
相続争いの対策方法と...
相続の際には遺言がない場合や遺言があったとしても遺言で定められた相続人の同意があるような場合には遺産分割協議を行うことによって遺産の帰属割合を確定させることになります。この遺産分割協議においては相続争いが発生してしまうケ […]
-
遺言書の作成を弁護士...
■遺言の内容に関する相談弁護士は遺言者に代わって遺言を作成できません。しかし、遺言の内容について遺言者の相談を受けたり遺言の文面案を示したりすることは可能です。自筆証書遺言は法律の定める方式に従わなければ無効になってしま […]
-
相続放棄のメリット・...
■相続放棄のメリット相続放棄は相続人が全ての相続分を放棄する手続きです。相続が開始したことを知った時から3カ月以内に家庭裁判所へ申述することで行えます(民法915条・938条)。相続放棄をした者は初めから相続人にならなか […]
-
遺言書の正しい検認手...
封印のある遺言書は、家庭裁判所において相続人又はその代理人の立会いがなければ、開封することができません。(民法1004条3項)そして、 封印のある遺言書を開封するためには家庭裁判所における検認手続きを行う必要があります。 […]
-
遺留分の時効について
■遺留分侵害請求権の時効遺留分侵害額の請求権は、遺留分権利者が相続の開始及び遺留分を侵害する生前贈与・遺贈を知った時から1年です。権利関係を早期に確定させるため、短めに設定されています。もっとも、遺留分を侵害する生前贈与 […]
-
相続財産や相続人の調...
■相続財産の調査及び相続人の調査について相続の対象となる財産にはどのようなものがあるのか、また、誰が相続人となるのかは、調査によって明らかになります。ここでは、相続財産の調査及び相続人の調査をどのようにして行うのか、簡単 […]
よく検索されるキーワード
-
- 遺留分 神奈川県 相談 弁護士
- 遺言書作成 紀尾井町 相談 弁護士
- 相続 神奈川県 相談 法律事務所
- 遺留分 千葉県 相談 法律事務所
- 遺産分割協議 東京都 相談 弁護士
- 遺産分割協議 埼玉県 相談 弁護士
- 遺言書作成 埼玉県 相談 弁護士
- 遺留分 東京都 相談 弁護士
- 相続 千代田区 相談 法律事務所
- 遺言書作成 東京都 相談 弁護士
- 相続 埼玉県 相談 法律事務所
- 相続 千葉県 相談 法律事務所
- 遺言書作成 紀尾井町 相談 法律事務所
- 遺留分 神奈川県 相談 法律事務所
- 遺留分 千代田区 相談 弁護士
- 遺言書作成 千葉県 相談 弁護士
- 相続 紀尾井町 相談 弁護士
- 相続 埼玉県 相談 弁護士
- 遺産分割協議 紀尾井町 相談 弁護士
- 遺言書作成 東京都 相談 法律事務所
弁護士紹介
鈴木 俊
Satoshi Suzuki
代表弁護士
2015年12月1日に千代田区紀尾井町の地に「エクシード法律事務所」を開設しました。
従前から企業法務を中心に、相続や離婚、交通事故、破産・民事再生・債務整理、刑事事件など多様な業務を執り行ってきました。今まで以上に、顧客の期待以上に、親身になって依頼者の為に最善を尽くします。
- 学歴
- 早稲田大学法学部卒
- 所属
- 東京弁護士会、民事訴訟問題等特別委員会、法人役員等
得意分野
企業法務、民事訴訟・交渉、破産・民事再生・債務整理、
事業再生、労務相談、金融商品取引被害、相続事件、
後見事件、刑事事件
著書
「知らないと大変なことになる会社の個人情報対策」(共著)
代理人の実務[Ⅲ]証拠収集と立証」(共著)
「民事訴訟 代理人の実務[Ⅱ]争点整理」(共著)
「はじめの一歩 『会社の個人情報対策のことならこの1冊』」(共著)
その他多数
片田 義隆
Yoshitaka Katada
パートナー弁護士
中小企業法務や一般民事事件、家事事件などを取り扱うとともに、第一次産業出身の弁護士として、
農地所有適格法人法務や農地に関する法律相談など、アグリビジネスの法的支援にも取り組んでいます。
- 学歴
- 中央大学法科大学院卒
- 所属
-
東京弁護士会、弁護士業務改革委員会(マンション管理適正化PT、スポーツ法PT所属)、
インターネット法律研究部、倒産法部、不動産法部
得意分野
企業法務、倒産法務、民事訴訟事件、不動産関連法務全般、
家事事件、アグリビジネス(農業)関連、刑事事件
著書
「知らないと大変なことになる会社の個人情報対策」(共著)
「銀行実務2016年2月号」 保険業法改正と銀行実務への影響
「銀行実務2016年10月号」事例にみる金融商品販売と契約不備の留意点
事務所概要
名称 | エクシード法律事務所 |
---|---|
代表弁護士 | 鈴木 俊 |
所在地 | 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-33 プリンス通ビル5B |
連絡先 | TEL:03-3234-5160 FAX:03-3234-5167 |
対応時間 | 平日 9:30~18:00(事前予約で時間外も対応可能) |
定休日 | 土・日・祝日(事前予約で休日も対応可能) |