遺言書作成

■遺言書の作成について
●遺言の方式
遺言には公正証書遺言、自筆証書遺言、秘密証書遺言の3種類があります。公正証書遺言は公証役場で公証人によって作成される遺言です。自筆証書遺言は遺言者自らが自書で作成する遺言です。公正証書遺言は手間がかかる代わりに正確な遺言を作成でき、また紛失改ざんの恐れもありません。自筆証書遺言は簡単に作成できるかわりに無効になったり紛失・改ざんされたりする危険があります。

●遺言の効果
遺言の効果は遺言者の死亡時に発生します。遺言では遺贈や相続分の指定などが行え、相続人は原則として遺言の内容に反する行為をできません。また遺言執行者は遺言の内容を実現する義務を負います。ただし、そもそも遺言が無効だった場合、相続人全員の合意があった場合など遺言と異なる相続がなされることもあります。

●遺言執行者
遺言者は遺言で遺言執行者を指名できます。遺言執行者は遺言の内容を実現するために必要な一切の権限を有します。遺言の実現に必要な手続きを単独で行えるほか、相続人や受贈者から独立した立場で訴訟を提起できます。相続人は遺言執行者による遺言の執行を妨げるような行為をできません。

●遺言に関する弁護士の職務
遺言に関する弁護士の業務としては、遺言の内容に関する助言、文面案の作成、公正証書遺言などの証人、遺言執行への就職などの業務が考えられます。

相続や遺言の問題でお困りの方はエクシード法律事務所までお気軽にご相談ください。
遺言書の作成や生前贈与、遺留分の請求などの問題に適切な解決策を提示し相続トラブルの予防・解決を行います。