配偶者 相続分

  • 遺留分について

    配偶者・子・直系尊属以上の人たちには、遺留分侵害額請求権が認められています。被相続人の兄弟姉妹には認められていませんので、注意が必要です。 ●遺留分の割合最低限、相続人がもらえるはずの財産として「遺留分」がありますが、その割合はどのくらい認められているのでしょうか。まず、遺留分の算定方法としては、遺留分の割合に...

  • 法廷相続分について

    ■法定相続分とは相続が発生すると、相続人が亡くなった方(被相続人)の財産を承継することになっています。相続人は、あらかじめ法律で定められており、法定相続人と呼ばれています。この法定相続人が、被相続人の財産を相続する割合のことを「法定相続分」といいます。「法定」という名称の通り、法定相続分もまた、法律によって定めら...

  • 遺言書の作成を弁護士に依頼するメリット

    公正証書遺言をするためには二人以上の証人が必要ですが、推定相続人や受贈者並びにこれらの配偶者および直系血族は証人になることができません(974条2項)。したがって、家族を証人にすることはほぼ不可能です。そこで弁護士を証人にするという方法が考えられます。 ■遺言執行者への指名弁護士を遺言執行者に指名するという依頼も...

  • 遺言書が無効となるケース

    遺言で各相続人の相続分や遺産の分割方法を定めていた場合でも、相続人・受贈者・遺言執行者全員の合意があれば遺言とは異なる相続分や方法で遺言を分割できます。ただし、遺言で異なる方法による分割を禁じていた場合は遺言の指定を覆すことはできません。 エクシード法律事務所では、東京都を中心として神奈川県、千葉県、埼玉県の広い...

  • 遺言書の効力について

    主たる事項としては相続分の指定、遺産分割方法の指定、遺贈の意思表示、子を認知する意思表示、廃嫡の意思表示、遺言執行者の指定などが挙げられます。法律上定められた事項以外の遺言は効果が生じません。 ■遺言の効果発生時期遺言は遺言者の死亡時に効果が発生します(985条1項)。ただし、遺言で効果発生に条件を付した場合は条...

  • 相続問題を弁護士に相談するメリット

    そこで、他人である弁護士が相談を受け、助言し、手続きに関与することで、正当な相続分を維持しつつ無用な家族関係の悪化を避けることができます。 ■負担の軽減相続人が複数存在する場合や相続財産が膨大な量にわたる場合など、相続人に手続きの負担が重くのしかかる事態がありえます。そこで弁護士に依頼することによってこれらの負担...

  • 相続放棄のメリット・デメリット

    相続放棄は相続人が全ての相続分を放棄する手続きです。相続が開始したことを知った時から3カ月以内に家庭裁判所へ申述することで行えます(民法915条・938条)。相続放棄をした者は初めから相続人にならなかったものとみなされ(939条)、相続財産に関する一切の権利義務を失います。相続放棄のメリットは、相続によって生じる...

  • 相続の特別受益(みなし相続財産)について

    そこで、このような特別な利益を受けていた者の相続分から贈与や遺贈を受けた価額を差し引くのが特別受益者の制度です。 ■対象となる贈与特別受益にあてはまるのは遺贈及び「婚姻もしくは養子縁組のためもしくは生計の資本」としての贈与です(民法903条1項)。単なる少額の贈与は含まれません。「生計の資本」とは生活の基礎となる...

  • 遺留分の計算方法

    そして、相続人が複数存在する場合は、前述の割合をさらに法定相続分で割った価額が個々の相続人が受ける遺留分です。(同条2項)。例えば、遺留分の算定対象となる財産を9000万円で、被相続人の子ども3人が相続人である場合は9000×1/2×1/3=1500で1500万円が個々の相続人が受けられる遺留分です。 ■遺留分の...

  • 相続人の範囲とは

    まず、亡くなった方に配偶者がいた場合、その配偶者は必ず法定相続人となります。ただし、正式な婚姻関係にある場合のみ法定相続人となるため、事実婚や内縁といった場合には、法定相続人とはなりません。配偶者のほかにも、法定相続人としては、亡くなった方の「子・親・兄弟姉妹」などが挙げられます。これらの法定相続人には相続順位と...

  • 相続とは

    法定相続人は、原則として配偶者、子・親・兄弟姉妹のいずれかと定められています。 ●遺産を分けること相続人が複数いる場合には、遺産を分けなければなりませんが、その分け方も様々です。あらかじめ法律で定められている分割の割合を採ることを「法定相続」といいます。それとは異なり、「遺産分割協議」という話し合いによって遺産分...

当事務所が提供する基礎知識

弁護士紹介

鈴木弁護士

鈴木 俊

Satoshi Suzuki

代表弁護士

2015年12月1日に千代田区紀尾井町の地に「エクシード法律事務所」を開設しました。

従前から企業法務を中心に、相続や離婚、交通事故、破産・民事再生・債務整理、刑事事件など多様な業務を執り行ってきました。今まで以上に、顧客の期待以上に、親身になって依頼者の為に最善を尽くします。

学歴
早稲田大学法学部卒
所属
東京弁護士会、民事訴訟問題等特別委員会、法人役員等

得意分野

企業法務、民事訴訟・交渉、破産・民事再生・債務整理、

事業再生、労務相談、金融商品取引被害、相続事件、

後見事件、刑事事件

著書

「知らないと大変なことになる会社の個人情報対策」(共著)

代理人の実務[Ⅲ]証拠収集と立証」(共著)

「民事訴訟 代理人の実務[Ⅱ]争点整理」(共著)

「はじめの一歩 『会社の個人情報対策のことならこの1冊』」(共著)

その他多数

片田弁護士

片田 義隆

Yoshitaka Katada

パートナー弁護士

中小企業法務や一般民事事件、家事事件などを取り扱うとともに、第一次産業出身の弁護士として、

農地所有適格法人法務や農地に関する法律相談など、アグリビジネスの法的支援にも取り組んでいます。

学歴
中央大学法科大学院卒
所属

東京弁護士会、弁護士業務改革委員会(マンション管理適正化PT、スポーツ法PT所属)、

インターネット法律研究部、倒産法部、不動産法部

得意分野

企業法務、倒産法務、民事訴訟事件、不動産関連法務全般、

家事事件、アグリビジネス(農業)関連、刑事事件

著書

「知らないと大変なことになる会社の個人情報対策」(共著)

「銀行実務2016年2月号」 保険業法改正と銀行実務への影響

「銀行実務2016年10月号」事例にみる金融商品販売と契約不備の留意点

事務所概要

名称 エクシード法律事務所
代表弁護士 鈴木 俊
所在地 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-33 プリンス通ビル5B
連絡先 TEL:03-3234-5160 FAX:03-3234-5167
対応時間 平日 9:30~18:00(事前予約で時間外も対応可能)
定休日 土・日・祝日(事前予約で休日も対応可能)