遺産分割協議書を公正証書で作成するメリット
■遺産分割協議書を公正証書で作成するメリット
●遺産分割協議書とは
遺産分割協議書とは、遺産分割協議において決定した内容をとどめておく書類のことをいいます。
まず、相続が発生すると、被相続人(亡くなられた方)の財産を相続人が承継します。
しかし、この相続にあたって、相続人が複数人存在する場合には遺産分割をしなければなりません。
そこで、相続人全員の参加のもと、遺産分割協議を行い、話し合いによって遺産分割の内容を決定していきます。
この協議は、全員が参加しないと決定が無効となるものですので、注意が必要です。
協議において決定した内容は、その後の蒸し返しといった遺産トラブルを避けるため、また、当事者で合意した内容を正確に保存しておくために、書面として残しておくことをおすすめしています。
この書面こそが、遺産分割協議書です。
遺産分割協議書は、作成しておくと、協議の当事者でない第三者に対しての証明という役割も果たしますので、非常に有効なものといえるでしょう。
●「遺産分割協議書を公正証書で作成する」とは
公正証書とは、公証人と呼ばれる法律の専門家が作成する証書のことをいいます。
裁判官や検察官といった職に勤めた経験のある法律のプロが作成する書面であり、一般人が作った書面に比して強い効力を有します。
したがって、遺産分割協議書を公正証書で作成することになった場合には、法律上の紛争を未然に防ぐことにつながり、遺産のトラブルを防止できます。
こうして分割協議後の蒸し返しなどを防ぐことができれば、法律関係を早い段階で明確かつ安定にすることができるという大きなメリットがあります。
エクシード法律事務所では、東京都を中心として神奈川県、千葉県、埼玉県の広い範囲で相続や遺言の問題でお困りの方のご相談をお受けしております。遺言書の作成や生前贈与、遺留分の請求などの問題に適切な解決策を提示し相続トラブルの予防・解決を行います。
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弁護士紹介
鈴木 俊
Satoshi Suzuki
代表弁護士
2015年12月1日に千代田区紀尾井町の地に「エクシード法律事務所」を開設しました。
従前から企業法務を中心に、相続や離婚、交通事故、破産・民事再生・債務整理、刑事事件など多様な業務を執り行ってきました。今まで以上に、顧客の期待以上に、親身になって依頼者の為に最善を尽くします。
- 学歴
- 早稲田大学法学部卒
- 所属
- 東京弁護士会、民事訴訟問題等特別委員会、法人役員等
得意分野
企業法務、民事訴訟・交渉、破産・民事再生・債務整理、
事業再生、労務相談、金融商品取引被害、相続事件、
後見事件、刑事事件
著書
「知らないと大変なことになる会社の個人情報対策」(共著)
代理人の実務[Ⅲ]証拠収集と立証」(共著)
「民事訴訟 代理人の実務[Ⅱ]争点整理」(共著)
「はじめの一歩 『会社の個人情報対策のことならこの1冊』」(共著)
その他多数
片田 義隆
Yoshitaka Katada
パートナー弁護士
中小企業法務や一般民事事件、家事事件などを取り扱うとともに、第一次産業出身の弁護士として、
農地所有適格法人法務や農地に関する法律相談など、アグリビジネスの法的支援にも取り組んでいます。
- 学歴
- 中央大学法科大学院卒
- 所属
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東京弁護士会、弁護士業務改革委員会(マンション管理適正化PT、スポーツ法PT所属)、
インターネット法律研究部、倒産法部、不動産法部
得意分野
企業法務、倒産法務、民事訴訟事件、不動産関連法務全般、
家事事件、アグリビジネス(農業)関連、刑事事件
著書
「知らないと大変なことになる会社の個人情報対策」(共著)
「銀行実務2016年2月号」 保険業法改正と銀行実務への影響
「銀行実務2016年10月号」事例にみる金融商品販売と契約不備の留意点
事務所概要
名称 | エクシード法律事務所 |
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代表弁護士 | 鈴木 俊 |
所在地 | 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-33 プリンス通ビル5B |
連絡先 | TEL:03-3234-5160 FAX:03-3234-5167 |
対応時間 | 平日 9:30~18:00(事前予約で時間外も対応可能) |
定休日 | 土・日・祝日(事前予約で休日も対応可能) |